1次除菌
胃酸分泌を抑制する薬と、抗生物質2種類を服用します。1週間続けての服用が必要です。
- HOME>
- ピロリ菌検査・除去について
ピロリ菌検査について
ピロリ菌は胃に感染する細菌です。放っておくと胃の粘膜を保護する力が下がり、慢性的な胃痛・胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がんなどにつながることもあります。
日本人でピロリ菌に感染している方は60歳代以上で60％以上だとされています。しかし、年齢が下がるにつれ減少傾向にあります。水や食べ物を介して感染すると考えられています。
ピロリ菌に感染しているかを調べる方法は血液検査や呼気検査などがあります。
ピロリ菌検査がおすすめの方
ピロリ菌感染は、自覚症状がほとんどありません。進行すると次のような症状が現れることがあるため、検査をしましょう。
- 胃が痛い
- 胸やけがある
- 酸っぱいものがこみあげてくる
- 食欲が出ない
- お腹が張っている
など
ピロリ菌検査と除菌
ピロリ菌検査の方法
ピロリ菌に感染しているかを調べるには、
血液検査、尿検査、便検査や呼気検査があります。ピロリ菌陽性であれば必ず胃カメラで胃の状態を確認する必要があります。胃に胃がんなどの病変がないことを確認してからピロリ菌除菌治療に進みます。
胃カメラ検査の流れや注意事項については胃カメラ検査のページをご確認ください。
ピロリ菌の除菌
STEP01
STEP02
判定検査
1週間の服用が完了すると、除菌が成功したかどうか３ヶ月以上経過後判定検査をおこないます。
STEP03
2次除菌
1次除菌で除菌が完了していなかった場合は、2次除菌を実施します。抗生物質の組み合わせを変更したうえで、1週間続けての薬の服用が必要です。
STEP04
判定検査
2次除菌でも、1週間の服用が完了すると、３ヶ月後以降に除菌が成功したかどうか判定検査をおこないます。
